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戸田正月戦を4コース捲りで制し、出場メンバーで唯一人、今期に優勝があり好調だ。戸田育ちらしいセンターからの捲りが持ち味で、コース進入が激しくなる今大会は助走距離をたっぷり取っての攻めで見せ場が多そう。
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前回大会は1走を除き全3連対の走りで準優勝と見せ場十分だった。当地は15優勝を誇り勝手知ったる地元水面だが、2009年以来優勝からは遠ざかる。コース取りから水面を自在に駆け回り、久々の地元制覇へ全力を注ぐ。
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今節最若手となる50歳レーサーの一人で、6コース専門でファンを楽しませ続けている。近況は前期F2がありスタートで後手に回るシーンも多いが、平和島正月戦は未勝利ながら予選突破と、コーナー戦の巧さも魅力だ。
2連対率48.1%は全体2位(2月15日現在)と、上位クラスの動きを一年間キープしてきた。オールB級東海地区戦では前田滉が10戦8勝のオール2連対V。捲って良し、差して良しと、仕上がったときの舟足は他の脅威に。
初使用Vモーターが停滞期を抜け出し、12月以降は佐々木完太(山口)の優勝を含む4優出と、気温の低下とともに再び存在感を放っている。オールB級東海地区戦では、大石和彦(静岡)の約23年ぶりの優出をアシストした。
これまで目立っていなかったモーターだが、オールB級東海地区戦で名人世代の坂東満(静岡)が約6年ぶりのベスト6入り。ターン出口でググッと前に進む押し感が抜群で、トップスタートを連発と行き足の良さも光った。
ドリーム1号艇で登場するのは、ボート界最高齢となる76歳の高塚清一(静岡)だ。ファン投票で選ばれるドリーム戦メンバーに6年連続選出の皆勤賞と、ファンから絶大な支持を得ている。過去5大会のうち4大会は1枠で選出され、1枠時は2着1回、3着2回、責任外の出遅れ(LO)1回。2枠が1回あり2着1回と、勝ち星こそ挙がっていないが、LOを除けば全てで舟券に絡んでいる。2月のオールB級東海地区戦ではインからコンマ01のスタートで逃げ切り、最年長勝利記録を更新。前回大会では最年長優出記録を更新(4枠4着)し、話題を振りまく。昨年同様にシリーズの最終日が誕生日とあって、自身77回目のバースデーを優勝戦で迎えるためにも、ドリーム戦を勝ってポイントを稼ぎたい。
2枠は阿波勝哉(東京)、3枠に小川晃司(福岡)とアウト屋が選出され、コースの並びは145/623を想定。4枠の金子良昭(静岡)、5枠の向所浩二(兵庫)はスロー戦に、6枠の森竜也(三重)が4コースカド戦となりそう。
注目は5艇立てを除けば2022年10月蒲郡以来となる阿波の5コース戦だ。6艇立ての5コース戦は2連勝中と、走り慣れた大外を取れないデメリットはない。当地で5コースとなれば2010年以来のレアな一戦で、豪快な攻めをお見逃しなく。